▸ご逝去・ご遺体搬送　▸ ご遺体安置・枕飾り　▸ 寺院への連絡・葬儀打合せ

　▸枕経・関係者への連絡　▸ お通夜の準備　▸ お通夜　▸ ご葬儀の準備　▸ ご葬儀・告別式

　▸出棺・火葬　▸ 初七日法要・精進落とし　▸ 葬儀を終えて

故人の人生最大の儀式を滞りなく行なうためには、葬儀社との綿密な打合せが重要だと考えています。
事前に葬儀の手順を知っていただく事で、よりスムーズな打合せができ、細部にまで行き届いた儀式が執り行なえると思います。
功徳社中が精一杯の真心を込めて、お手伝い致します。 

医師から死亡の診断をお受けになられましたら、すぐにご家族、ご親戚などへ連絡をします。
※お伝えする内容はメモ書きにしておいた方が良いでしょう。

功徳社中へご連絡ください。ご遺体をご自宅または式場までお送りします。年中無休24時間体制で承っております。 

医師から「死亡診断書」を受け取ります。
不慮の事故などの場合は「死体検案書」を受け取ります。

お世話になった、医師や看護師にお礼を述べ、支払いを済ませます。
※病院への支払いは、亡くなられた日か、その翌日に済ませる事が多いようです。

ご自宅にお迎えしたご遺体は、北枕もしくは西枕にして安置し、顔を白い布で覆います

遺体のそばに白木の台、または白布を掛けた小机を置き、線香、ろうそく、花などを供えて枕飾りをします。
地域・宗旨宗派によっては、魔除けの守り刀や逆さ屏風を置くこともあります。

神棚の扉を閉めて、白紙をはります。

市区町村役所に「死亡届」を提出し、火葬手続きをおこないます。 

故人の名前と続柄を伝え、枕経の依頼をします。 通夜と葬儀の日程も相談しておきます。

喪主を決めます。
一般的には、妻(夫)や長男など、故人との血縁が最も深い方が喪主になります。

ご親戚や僧侶などの都合及び火葬場の都合を考慮し、日時を決定します。
また、初七日法要の日時も決めておきます。

故人の地位や遺志、遺族の希望などにより、 葬儀の規模(家族葬・一般葬)と予算を決めます。

世話役は、喪家の事情や地域の習慣に詳しい方にお願いします。
受付係、接待係など葬儀の規模に応じて必要な係を決め、役割分担をしておきます。 

僧侶をお迎えして、ご遺体の枕元でお経をあげていただきます。
また、一般的には枕経から通夜までの間に、僧侶が、戒名・法名・法号を決定します。

死装束、死化粧を済ませたご遺体を静かに棺へ納めます。ご遺体の周りに、故人の愛用品や好物などの副葬品を添えます。
※貴金属など、燃えないものは入れられません。

通夜・葬儀の日程が決定したら、ご親戚・ご友人・関係先・町内会へ連絡します。
連絡先が多いときは、関係先ごとに手分けして行います。 

• 接待に必要な、湯茶・茶菓子を用意します。
  
• 通夜ぶるまいの為の料理・飲物を用意します。
  
• お手伝いしていただく世話役や各係員にお願いと確認を行ないます。
  

※ 斎場利用の場合は必要ありません。

供花・供物が届いたら、名前を確認し、並べ順を決めておきます。

受付用具、通夜御礼品をセットしておきます。
※ 斎場利用の場合は必要ありません。

• 遺影写真のご用意
  正面を向き、生前の面影が偲ばれる写真で、鮮明なものを用意します。
  
• 喪服・数珠などの用意
  
• 遠方より来られる方の宿泊先などの手配
  

一同着席し、僧侶をお迎えします。
僧侶の読経を拝聴し、焼香の指示があったら喪主から順に焼香を行ないます。
※地域・宗派によって多少異なります。 

喪主や遺族は、弔問客にお茶やお菓子を出して、接待をします。
地域によっては、お料理やお酒を出して、通夜ぶるまいをします。
また、通夜返しの品(お茶やお砂糖など)を差し上げる場合もあります。 

親族が交代で、ローソクと線香を絶やさないようにお守りします。 

① 喪主・親族、来賓は所定の場所に着席します。
② 司会者が開式の言葉を述べます。
③ 僧侶の入場
④ 読経
⑤ 弔辞を述べる人は壇上に進み、弔辞を奉読します。
⑥ 司会者が弔電を奉読します。
⑦ 僧侶のご焼香
⑧ 喪主・親族、会葬者のご焼香
⑨ 読経が終了し、僧侶が退席します。
⑩ 喪主または親族代表がお礼の挨拶を述べます。
⑪ 司会者が閉式の言葉を述べます。
　 ※宗旨宗派・地域などにより多少異なる場合があります。

ご葬儀後、出棺のためお棺をお近くに移動し、ご遺族と親しい方がお棺を囲み、お供えの花を入れ、ご遺体を飾ります。 

お棺を近親者により、霊柩車へ移します。
喪主はお位牌、ご遺族が遺影を持ち、喪主または遺族代表が、参列者に謝辞を述べます。
挨拶終了後、所定の車に乗車し、火葬場へ向かいます。
会葬者は合掌して霊柩車を見送ります。 

火葬場係員がお棺を霊柩車から降ろします。喪主は、「火葬許可証」を提出します。
僧侶が同行されている場合は、読経をあげていただき、その後、火葬炉に移し点火されます。 

控え室で収骨の連絡を待ちます。火葬場係員の指示に従い、お骨あげをします。
収骨後、係員から「埋葬許可証」を受け取ります。 

火葬場に行かなかった人で、法要と精進落しの準備をします。お膳を並べ、引き出物の準備等をします。
※ 斎場利用の場合は必要ありません。 

火葬場から帰られた人は、後飾りをした中陰壇に、ご遺骨・位牌・遺影を安置します。
法要の時間がきたら、僧侶の読経を拝聴し、焼香をします。
法要終了後、精進落しを始めます。
喪主は会食前に、葬儀でお世話になった方々にお礼の挨拶を述べます。 

お世話になった方々にお礼を述べて、引継ぎを行ないます。
引き継ぐものには次のようなものがあります。

• 香典
  
• 香典・供物の控帳
  
• 弔電・弔辞
  
• 会葬者名簿・名刺
  
• 会計帳・残金
  
• 領収書　　など
  

ご葬儀後、2～3日中に挨拶回りへ行きます。
挨拶へ伺う先は、ご寺院、世話役、故人の勤務先、ご近所の方、ご親戚、お世話になった方々などです。
また、遠方の方や不在がちな方には、お電話するか、礼状を送っても良いでしょう。

お返しは忌明け前後に行ないます。香典帳を確認し、品物を決めます。
通常は、半返しと言われ、香典の金額の半額を目安にしますが、地域の習慣や、故人・ご遺族の社会的立場などにより異なります。
先方に喜ばれる品物を選ぶように心がけると、真心が伝わります。